ヨガ・ピラティス

【痩せない?なぜ?】ピラティスで痩せることはできるのか?ダイエットの効果を解説

ピラティスで痩せることは可能なのか?

ピラティスを始めたのに痩せない・・・。思ったより体重が落ちないのはなぜ?

このような疑問を抱えている方も少なくないのではないでしょうか。

近年、女優やモデルが取り入れていることでも話題になり、スタジオ数も急増しているピラティスですが、本当にダイエット効果があるのかについては、正直申し上げて、微妙なところであります。

特に、短期間で体重を落としたいという人にとっては、思ったようなダイエット効果が得られない可能性が高いです。

しかし、ピラティスは単なるストレッチでもなければ、リラックス運動でもないことは明らかです。

体の内側から整えるエクササイズとして、正しく取り組めば、確かな変化は期待することもできます

この記事では、ピラティスで痩せることは可能なのか、痩せないと言われる理由、ダイエット効果を高める方法まで、詳しく解説していきます。

この記事を見てわかること

  • 痩せるための身体づくりはできるが、長期的な視点で取り組む必要があるということ
  • ピラティスは、体重という数字よりも、見た目やスタイルの変化を期待できるということ
  • ピラティスで痩せるためのポイント など

ピラティスとは?

マシンピラティス

ピラティスは20世紀初頭、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス(Joseph Hubertus Pilates, 1883–1967)によって考案されました。

現在では世界中に広まり、日本でも専門スタジオが増えています。

ピラティスのスタイルは大きく分けて、

  • マットピラティス(マットの上で行う)
  • マシンピラティス(リフォーマーなどの専用マシンを使う)

の2つあります。

特に近年は、女性専用スタジオや少人数制のマシンピラティス専門スタジオが人気です。

ピラティスの最大の特徴は、インナーマッスル(深層筋)を鍛えることにあります。

腹横筋や多裂筋、骨盤底筋群など、姿勢や体幹の安定に関わる筋肉を強化することで、身体のバランスを整えます。

ピラティスの基本的な知識については、下記リンク先にて、詳しく述べていますので、よろしければご覧ください。


関連記事ピラティスとは?効果や歴史、ヨガとの違いもわかりやすく解説」(内部リンク)

ピラティスで痩せないと言われる理由

マシンピラティス

ピラティスに興味を持って検索している人の中には、「ピラティス 痩せない」といったキーワードを目にして不安になった方もいるかもしれません。

しかし、ピラティスが、必ずしも、痩せない運動というわけではありません。

多くの場合は、効果の出方を正しく理解していないことや、ダイエットに対する期待値とのズレが原因です。

まず、ここでは、ピラティスで痩せないといわれる主な理由を、下記の通り、詳しく解説します。

  • 消費カロリーがそれほど多くない
  • 頻度や継続期間が不足している
  • 食事管理をしていない

詳しく見ていきます。

消費カロリーがそれほど多くない

ピラティスは有酸素運動ほど消費カロリーが高くないため、短期間で体重を大きく落とすのは難しい傾向があります。

というのも、ピラティスは「カロリー大量消費型」の運動ではなく「体質改善型」の運動であるためです。

短時間で一気にカロリーを消費し、体重を急激に落とすことを目的とするトレーニングとは性質が異なります。

ランニングや高強度インターバルトレーニング(HIIT)のように、その場で大きなエネルギー消費を狙う運動ではないのです。

ピラティスの消費カロリーは、1時間あたり約150〜300kcal程度が目安です。体重や強度によって数値は若干異なります。

一般的に、マットピラティスよりもマシンピラティスの方が強度が高く、消費カロリーも高くなります。

実際のところ、特に、これまでハードなトレーニングをしていた人や、短期間で体重を落とした経験がある人ほど、ピラティスの動きはやや地味で物足りないと感じることも多いと思います。

ピラティスは、あくまで、ゆっくりとしたコントロール重視のエクササイズであるため、短時間で一気にカロリーを消費するようなエクササイズではないことは理解する必要があります。

頻度や継続期間が不足している

ピラティスは身体の使い方を再教育するエクササイズであり、効果が出るまでに一定の時間がかかります

週1回を数週間続けただけでは、大きな体型変化は起こりにくいのが実情です。

特にインナーマッスルは日常で意識しづらい筋肉のため、定着するまでには反復が必要です。

一般的には、週2〜3回を3か月以上継続して初めて、見た目などの変化を実感する人が多いといわれています。

短期間で判断してしまうことが、「ピラティスは痩せない」と感じる大きな要因の一つです。

食事管理をしていない

どんな運動であっても、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば体重は減りません

それ故に、ダイエットやボディメイク専門のパーソナルジムでは、食事指導も行われているのです。

特に、ピラティスは1回あたりの消費カロリーがそこまで大きくないため、食事内容をまったく見直さない場合、ダイエット効果は限定的になります

そのため、「今日はピラティスを頑張ったから」とご褒美感覚で甘いものや高カロリーな食事を摂ってしまうと、摂取カロリーが消費カロリーを簡単に上回ってしまいます。

その結果、「しっかりと通っているのに痩せない・・・」ということになってしまうのです。

ピラティスはあくまで身体の土台を整える運動です。

脂肪を減らすという意味では、適度なカロリーコントロールや栄養バランスの見直しと組み合わせることで、はじめて本来のダイエット効果を発揮するといってもよいでしょう。

ピラティスのダイエット効果とは

ピラティス

「ピラティスは痩せない」と言われる一方で、「体が引き締まった」「ラインが変わった」という声が多いのも事実です。

理由として、ピラティスの効果は「体重の減少」ではなく、「体の質の変化」として現れやすい点にあります。

また、ピラティスで痩せやすい身体をつくるということも可能です。

続いて、ここでは、ピラティスがもたらす代表的なダイエットに関連する効果を3点、解説していきます。

  • 基礎代謝の向上
  • 姿勢改善による見た目の変化
  • 部分的な引き締め効果

詳しく見ていきます。

基礎代謝の向上

ピラティスでは、腹横筋や多裂筋、骨盤底筋群などのインナーマッスルを中心に鍛えていきます。

これらの筋肉は身体の深層部にあり、姿勢の維持や内臓の安定に関わる重要な役割を担っています。

継続することで体幹の安定性が高まり、全身の筋肉バランスが整っていきます

筋肉量が増えると基礎代謝が向上し、安静時のエネルギー消費量が高まります

つまり、運動していない時間でも消費カロリーが増える「痩せやすい身体」に近づいていくのです。

急激な体重減少ではなく、リバウンドしにくい体質へと変化していく点が大きな特徴です。

長期的な視点で見ると、ピラティスは、ダイエット効果を期待することができます。長い目で見ることが大切です。

姿勢改善による見た目の変化

猫背や反り腰、骨盤の歪みといった不良姿勢は、ぽっこりお腹や下半身太りの原因になります。

筋力不足や身体の使い方の癖によって、脂肪がつきやすい状態になっているケースも少なくありません。

ピラティスでは骨盤や背骨の位置を整え、正しいアライメント(骨格の配列)へと導きます

姿勢が整うことで内臓が正しい位置に戻り、お腹周りが自然に引き締まって見えるようになります。

実際、姿勢が改善するだけでウエストが数センチ細く見えることも珍しくありません。

体重が同じでも、立ち姿や歩き姿が変わることでシルエットは大きく変化します。

これが「体重は減らないけれど痩せて見える」と言われる理由です。

部分的な引き締め効果

上記と関連する事項かもしれませんが、ピラティスによって、部分的な引き締め効果も期待できます。

ピラティスは腹部、ヒップ、背中、太ももなど、ボディラインを左右する部位に集中的にアプローチします。

特に体幹を軸に動くため、ウエストラインや下腹部の引き締まりを実感しやすいのが特徴です。

また、ヒップや背中の筋肉を適切に使えるようになることで、垂れ下がっていたラインが持ち上がり、全体のバランスが整います。

筋肥大を目的としたトレーニングとは異なり、しなやかで均整の取れた身体を目指せる点も魅力です。

単に体重を落とすのではなく、

  • 引き締まった身体をつくる
  • スタイルを整える

という意味で、ピラティスは非常に効果的なボディメイクのメソッドといえるでしょう。

ダイエットの目的が、見た目やスタイルというようであれば、ピラティスを選んでも問題ないでしょう。

ピラティスで痩せるためのポイント

筋トレ

ヨガだけで短期間で痩せるということは難しいですが、ピラティスによる減量に本気で取り組みたいならば、以下の点を意識してみてください。

  • 週2〜3回以上継続する
    ピラティスは継続が何より重要です。週1回では大きな変化を感じにくいこともあります。理想は週2〜3回以上。最低でも3か月は継続することで、体の変化を実感しやすくなります。
  • 呼吸を意識する
    ピラティスでは胸式呼吸を用います。正しい呼吸ができていないと、インナーマッスルへの刺激が弱くなります。動きよりも「呼吸の質」を意識することが、効果を高めるポイントです。
  • 食事管理を併用する
    極端な食事制限は不要ですが、タンパク質をしっかり摂取し、糖質や脂質の過剰摂取を控えることが大切です。筋肉を育てるためには栄養が不可欠です。運動と食事をセットで考えることで、ダイエット効果は高まります。
  • 有酸素運動をプラスする
    ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を取り入れると、脂肪燃焼効率が高まり体重減少につながりやすくなります。ピラティスで体幹を整えたうえで有酸素運動を行うことで、より効率的にエネルギーを消費できるのもメリットです。

まとめ~ピラティスで痩せることは可能?~

マシンピラティス

ピラティスで痩せる身体をつくることは可能です。

ただし、それは「急激な体重減少」ではなく、「体質改善による引き締め」という形で現れることが多いです。

痩せないと感じる原因の多くは、消費カロリーの期待値が高すぎることや、体重だけを基準にしていることにあります。

ピラティスは体重よりも、見た目や姿勢、体のラインに変化が出やすい運動です。

したがって、ピラティスは、短期間で体重を大きく落としたい人よりも、次のような人に向いています。

  • リバウンドしにくい身体を作りたい人
  • 姿勢を改善したい人
  • 部分的に引き締めたい人
  • 運動初心者で激しい運動が苦手な人
  • 肩こりや腰痛を改善したい人

「数字よりも美しいボディラインを手に入れたい!」「太りにくい身体を作りたい!」と考えているなら、ピラティスがおすすめです。

焦らず継続することが、結果への近道です。

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    • この記事を書いた人
    ラジーンくん

    一般社団法人ラジーン

    「ラジオ体操を通じて人を繋ぎ、幸せの原点を手に入れる」ことをミッションに活動中。ボランティアで、様々な場所でラジオ体操を行っています。 また、ラジオ体操の他にも、健康づくり・フィットネス関連の事業を行っています。当記事は、現場で、実際に、ラジオ体操・健康づくり・フィットネスに関する指導をしている者が執筆しています(詳細はラジーンHPのメンバー紹介ページへどうぞ!)。 お気軽に、お問い合わせください。 →お問い合わせはこちらから

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