一般社団法人のパートナーとなっている「e-Spark(イースパーク)」。2023年7月1日(土)に、江坂にてプレオープンします。「e-Spark」は、人工芝の室内運動場です。子どもたちが、純粋にスポーツを楽しめるような場所を目指されています。プレオープン前に、特別に見学をさせてもらいました。その様子をリポートします。
e-sparkのホームページが開設されています。こちらからご覧ください。
「e-Spark」の外観
「e-Spark」の外観です。一見、倉庫のように感じましたが、この建物の中に人工芝の運動場があります。本来は、建物をつくらずに、運動場だけを整備する予定だったようですが、周囲にはマンションが多く、地域住民に迷惑をおかけすることになることから、室内運動場になったようです。
建物の前のスペースについては、おいおい、駐車場として整備されるということです。
「e-Spark」の中の様子を特別に見学
それでは、中の様子を見ていきましょう。工事中であったにもかかわらず、特別に見学をさせていただきました。
中へ入ると、人工芝のスポーツコートが。線が引かれていますが、こちらは、フットサルコートということになります。それ故、もちろん、こちらの施設でフットサルを行うこともできますが、それ以外のスポーツも行うことができます。
現在は、子どもがスポーツを楽しめるような事業を進めておられますが、フットサル以外にも、バルシューレやラグビーの教室も開く予定だということでした。
フットサルコートですが、少し、違和感を覚える場所もありました。それが、タッチライン。タッチラインに、1m感覚で線が引かれています。距離を測るのによいですが、かけっこ教室にも活かせるのではないかとのことでした。
ネットの向こう側には、待合室があります。子どもたちが、スポーツ教室に参加している間、保護者の方々は待合室で見学することができます。待合室には、エアコンも設置されますので、夏や冬でも快適に過ごすことができます。また、お手洗いもこちらにございます。
「e-Spark」の今後の展望
「e-Spark」では、子どもが純粋に楽しむことのできるスポーツ教室を開くことが、当分は、事業の中心となるようです。
日本における部活動をはじめとしたスポーツの現場では、競争という側面が強くなっております。一方で、「e-Spark」では、競争というよりも、スポーツを楽しめる場所、スポーツが好きになることのできる場所を目指されています。
年を重ねるにつれて、子どもたちはスポーツから離れていく傾向にありますが、「e-Spark」の方針に沿ってスポーツを行うと、生涯スポーツとしてスポーツを楽しめそうです。
子ども向けのスポーツ教室は、主に、放課後である夕方に開催することになっています。それでは、それ以外の時間帯はどうするのでしょうか。
室内運動場を運営される方は、地域コミュニティを非常に大切にされています。よって、地域の高齢者(大人)の方にも利用いただきたいとのことです。確かに、高齢者の居場所づくりにも、役に立ちそうです。また、大人も参加できる運動会のような企画も検討されているようです。
また、スポーツクラブの会員制度などについても、検討していくという話をされていました。
江坂で100年続くスポーツ施設を目指して、「e-Spark」は、2023年7月1日にプレオープンです。
「e-Spark」
住所:〒564-0052 大阪府吹田市広芝町19-31
アクセス:大阪メトロ御堂筋線の江坂駅から徒歩6分
ホームページ:https://e-spark.club/